横好きサイト分析 -楽天市場ー Part2
初めに
久々に楽天のサイトを見てみる。前回の記事↓
圧倒的コンテンツ量
前回の分析では色やレイアウトを中心にみていたが、今回は機能的な
TOPの検索バーにある「詳細検索」を押すとPopupで項目が表示される。これはカーソルの移動範囲が狭くてすむし画面遷移もしないので時間短縮という意味では使いやすそう。内容もカテゴリ・商品名・並び替え・配達・価格と商品が決まっている人には非常に絞りやすいものになっている。ただデザイン的には多少ゴリ押しを感じる。
TOPスライダーは一般的な動作のもの。ただ、その下の四角いバナーはちょっと面白い動きをしている。これはどういう意図によるものなのだろうか?気になる。
あとはTOPの左のカテゴリ部分だろうか。さすがに日本最大級のネットショップ楽天だけあってとんでもない量のカテゴリが並んでいる。しかも、上位のカテゴリはその中でも小カテゴリがたくさん並ぶ。分量が多くてページのテキスト量がすごくなりそうだが、商品がほとんど画像でだけ表示されているから、バランス的にはいいのだろう。
さて次に特集ページに入ってみる。ためしに「父の日遅れてごめんねギフト」という特集にしよう(この特集はさすがに商売っ気が強すぎんか?まぁ気になるからクリックしたけども)。
特集では、商品部分の表示がだいぶ変わり宣伝文のようなものが太字で表示されている。それに商品の枠も青でくくられている。だいぶ印象が違う。気になってほかの特集ページをみると、驚いたことにすべての特集ページで商品の見え方を変えているようだ。かなり特集ページに労力をかけているのを感じる。おしゃれなファッションの特集ページであればスタイリッシュなデザイン、父の日ギフトであれば送料無料などの実用的な項目を押し出している。特集用のバナーや文言もいちいち考えているようだし、結構楽天は特集に工数をかけているんだなぁ。
さらに「父の日遅れてごめんねギフト」を下にスクロールしていくと、カテゴリで絞る項目、予算やテーマから選ぶ項目がつづき、その下にはなんと「お父さんの年齢」や「お父さんとの関係」という項目まである。ここまで親切にするのかとさすがに驚いた。ちなみにほかの特集でもいろいろなサジェストをページに作成しているようで、さすが楽天、人がたくさんいるのだろう。
確かにこのものもそれを売る店もネット上にあふれていることを考えると、最終的にはこういうホスピタリティというか、「どこまで細かいところにこだわれるか」という勝負になってくるのかなぁ、と感じる。個人的にはそういう細かいところでは戦いたくないのでなにかしらのイノベーションを出すほうになりたいとは思うが。
結論
楽天は、おそらく日本一時間と金をかけてできているサイトということだな。
これはなかなか参考にできないかも。というところで、今日はここまで。
お疲れ様でした。
今日の一言
分析じゃなくて感想では。