自分の感じたことだけ

いま、この場所で

邪道か王道かよりも、面白いか面白くないかで自分を語れよ!

はじめに

結構エグい作品に興味をひかれるという話。

 

そこまでやるかの気持ちよさ

最近ふと気づいたのだが、私は結構暗い欲望を持っているように思う。

いきなり何を厨二病みたいなことを言っているのかと思われるかもしれない。私もそう思う(暗いを「昏い」とか書いたらそれっぽい)。ただ、実態は別にそんなに大層なことではなく、単純に「明るい話よりも暗い話のほうがなんだかんだ好き」ということである。

もちろん明るい話も好きだ。「ワンピース」に代表されるような「友情・努力・勝利」のジャンプ的な作品であったり、「サマーウォーズ」や「君の名は」のような青春が止まらない系の作品も大好きである。ちなみに余談だが、「君の名は」と「天気の子」を比べると圧倒的に「君の名は」派である(天気の子ファンの人ごめんなさい)。

haniwaonfuton.hatenablog.com

 

だが、自分の中に残っている作品、観ているときに「これだよこれ!」と思うような作品はどちらかというと暗めの作品がある。最近一番印象に残ったのは「バビロン」という作品である。AmazonPrimeから見れるので気になる方はぜひ。だいぶ賛否両論ある作品だが、個人的にはみていて「うおぉぉぉぉぉ!」と一番テンションが上がった作品である。あとは「アカメが斬る」とかもだいぶ印象深い。

そういう作品に共通しているのは、ある種のタブーというか、「王道の作品」だったら絶対にやらないような展開を軽々と踏み越えていく。そこに一種のカタルシスを感じているのかもしれない。「そこまでやっちゃうかー!いいぞ、もっとやれ」感というか。「まさかそうなってしまうわけないよな…うわなったーー!」というか。言うなれば「投げてほしくない、けど本当は投げてほしいところにジャストで投げられた球」である(意味がわからない?私もわからないので大丈夫)。

書いていて思ったが、そういうタブーを踏み越えていくと、結局は王道でない作品=邪道=ちょっと暗い話、冒頭に述べたエグい話になりやすいだけかも。日本の特色だろうか。海外ではどうなのだろう。それはちょっと気になる。まぁなかなか明るい作品でそういう衝撃的な展開を迎えるのは難しいというのはありそう。不可能ではないだろうが(最近触れた「あひるの空」なんかは「明るい」ながらもそういう作品になっている印象)。

 

結論

暗いかどうかというよりは、展開に一線を超えたカタルシスがあるかどうかが私の面白さなのかもしれない。今日はここまで。

お疲れさまでした。

 

 

今日の一言

嘘をかかないって難しい。