横好きサイト分析 ー楽天市場ー
はじめに
前回でAmazonを終わったことにして、今日からは楽天市場のホームページを見て行くことにする。
無造作においてあるようにみえる…が
パッと見て受ける印象としては「たくさん要素があって大変」というところだろう。例えばヘッダーのカテゴリ的な要素がまず20個おいてある。これだけでもかなり多いが、その下にスライダーバナーがあり、さらにその下にスライダーバナーとカテゴリがズラーッと並んでいる。本当にたくさんの要素がある。その上、基調の色として赤を使用しているため、本当に元気というか若干うるさいぐらいの印象を与えるようになっている。一見ものが多すぎてみづらいような気もする。
ただ、よく見るといくつかさりげない工夫が施されている。工夫の一つとしてまず挙げられるのは「余白」だ。このページをよく見ると、縦の余白が非常に大きいことがわかる。前回見たAmazonと比べるとよく分かるが、要素としては圧倒的にAmazonがすくないのに、余白は楽天のほうがおおく使われている。これにより要素は多いが、意外と見やすいようになっている。全体として横よりも縦の余白が大きいようだ。
もう一つとしては「同じ内容は一行で終わり」というルールだ。ランキングもセールもおすすめ商品も、全てが横スライダーであり、その一行で終了している。その行がたくさんあることで、コンテンツの要素が多いながらも場所を節約することに成功している。これを無視しているのはフッターと左カテゴリぐらい。それ以外は全部一行だ。
最後に色相の統一である。先程も述べたようにこのサイトは赤を基調としており、サイトの殆どが赤・オレンジ・ピンクで、アクセントとして青が使われている。これがバナーなどにも徹底されていることで全体のサイトとして統一感をだし、要素は多いが、ちゃんと全体としては一つのサイトとして認識させることに成功している。
結論
要素が多いからこそ、その配置・表示の仕方や色彩にまでこだわる必要があるということだろう。今回はざっと全体像をみた。次回はもう少し個別の要素に対して深ぼっていく予定。ただ、要素が多いので本当にやるかは気分次第。
今日の一言
今日は気温が低くて涼しいので幸せ。