楽しいコト、っていうとちょっとドキッとする

「楽しい」ってなんだろうか。最近仕事の仕方であったり生き方について「楽しいことをやるのがいい」というのをよく聞く気がする。

でも、なんだかその言葉がすんなり入ってこない。なにかひっかかる。

ということで、「楽しい」ということを少し掘り下げてみる。

まずは「楽しい」で辞書を引いてみる

１満ち足りていて、愉快な気持ちである。「毎日を―・く過ごす」「テンポのよい―・い曲」「―・いピクニック」

２富裕である。金持ちである。

「堀川相国は、美男の―・しき人にて」〈徒然・九九〉

３作物の出来が豊かである。

「この年頃は、いとこそ―・しけれ」〈大鏡・道長上〉

下記より引用。

この中だと、最初のは１番の意味で使われているのだろう（というか２，３の意味は知らなかった）。なるほど、「満ち足りて」いて「愉快」であれば楽しいらしい。ではそれらの意味はなんだろうか？

満ち足りる

不足がなく十分である。十分に満足する。

愉快

楽しく気持ちのよいこと。おもしろく、心が浮きたつこと。また、そのさま。

愉快の部分で「楽しい」が出てきてしまい無限ループになってしまった…。のでそれ以外の部分、「心が浮き立つ」というのを更に掘り下げてみると

浮き立つ

心楽しく、うきうきして落ち着かない状態になる。

うきうき？

うきうき

楽しさで心がはずむさま。うれしさのあまり落ち着いていられないさま。

また「楽しさ」か…。ではうれしさはどうだろうか？

うれしい

物事が自分の望みどおりになって満足であり、喜ばしい。自分にとってよいことが起き、愉快で、楽しい。「努力が報われてとても―・い」「―・いことに明日は晴れるらしい」⇔悲しい。

なるほど、「物事が自分の望みどおりになって満足であり」と。すこし腑に落ちる表現になった。

つまり

「楽しい」　＝　「物事が自分の望みどおりになって満足している状態」

ということになりそうだ。

仕事で楽しい状態になるにはできる限り自分ののぞみ通りにならないことを気にせず、自分でのぞみ通りにできることをやること、自分ののぞみ通りにできる範囲に集中することが大事になりそうだ。どっかで聞いた話だなぁ。

あとは、自分の望みがなんなのかを知ることが大切、というところだろうか。なんとかそうなるように生きていきたい。

今日の一言

思い通りではなく、望み通りなのがポイント

自分の感じたことだけ